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インビザライン矯正費用の相場

矯正歯科

インビザライン矯正費用の相場

1999年に米国で治療が始まったインビザライン矯正が、日本に導入されたのは2006年。この15年で、日本でもインビザライン矯正を行う歯科医院が急速に増えました。

歯科矯正治療は健康保険が適用されない自費診療のため、治療費用は医院により様々です。導入初期は、総額の治療費用が平均100万円を超えるのがインビザライン矯正の相場という時期もありました。
現在では、軽度の症例用のインビザライン・ライトパッケージなど、インビザライン矯正のバリエーションも増えたため、インビザライン矯正費用の相場は、30万円~100万円超まで、幅が広くなっています。

安いことを売り物のしている医院は、軽度の症例用のインビザライン・ライトパッケージの治療費用を前面に打ち出していることが多く、安い矯正ができるような誤解を与えている場合があります。実際にライトで治療ができるのは、前歯の少しの乱れや過去にワイヤー矯正をされていた患者様など軽度の症例に限られるため、安いと思って受診しても、ライトでは治療ができず逆に他よりも高い治療費用がかかることもあるようです。また、インビザラインを含めたマウスピース矯正は、ワイヤー矯正とは違い、動かし方が異なるので、インビザライン矯正に慣れていない歯科医師や矯正専門医ではない歯科医師が治療を行っていることも多いようです。

どうしても安い矯正治療をしたいと「ライト」を指定される患者様もいらっしゃいますが、軽度の症例用であるインビザライン・ライトパッケージでは、マウスピースを14枚までしか作成することができず、リファイメントと呼ばれる修正用のマウスピース(再治療)にも制限があるため、歯並びによっては矯正治療が完了しないリスクがあるなど、注意が必要です。

定期診療時に診察(処置)料がかかる医院・かからない医院など、治療費用の相場といっても、総額の費用は異なりますので比較することは難しいのですが、現在、インビザライン・フルの治療費用の相場は平均80〜110万円前後になっているようです。

医療費控除について

医療費控除とは、家計をひとつにする家族が支払った医療費の一定金額について確定申告手続きによって所得控除を受けことができる国の制度です。1年間の所得金額の合計が200万円以上の方の場合、本人および生計を同じにする家族(同一生計の家族分をまとめて受けることができる)が支払った医療費が1月1日~12月31日までの1年間で10万円を超えたとき、翌年2月16日~3月15日までに確定申告すると所得税の一部が還付または軽減(控除額:最高200万円)されます。家族の所得金額の合計が200万円までの方は所得額の5%以上の医療費がかかった場合に申告可能です。

※(R4年に支払った医療費総額ー保険金などで補填される金額)ー{10万円(所得合計金額200万円までの人は所得合計の5%)}=医療費控除額(最高200万円)
・医療費の領収書は自宅で5年間保存する必要があります。
※国税庁ホームページより

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