ホワイトニング材

ジェルの特徴

• 青色で着色されており、注入が容易です。
• 歯面への均一な広がりを持ち、ムラなくホワイトニングが行えます。
• 高温多湿な口腔内からも流れ出にくく、安心して使用することができます。

トレーシートの特徴

• 青色で着色されており、注入が容易です。
• 高い再現性と柔軟性を持ちながら、耐久性にも優れています。
• ソフトな装着感で、違和感なく長時間のホワイトニングが可能です。

ホワイトニング後のケア

オフィスホワイトニングはその直後から白さを実感できますが、カレーなどの色素を含んだ食物をとると再着色します。歯の表面は被膜（ペリクル）に覆われています。ホワイトニング後12時間～24時間かけて再生されます。再生するまでは喫煙、色の濃い食べ物、飲み物は控えてください。また、ホワイトニング後避けた方がよい食べ物、よい食べ物と推奨される食べ物の例を挙げておきます。

避けた方が良い食べ物

- コーヒー・日本茶・オレンジジュースやコーラ等のジュース類
- 紅茶・赤ワイン
- 焼肉・やきとり
- トマトなどの色の濃い野菜
- カレーライス
- 濃い色合いのパスタ
- ヤキソバ
- みそ・醤油ラーメン
- 色の濃い果物（ぶどう・イチゴなど）
- 調味料（醤油、からし、わさび）
- チョコレート
- 大福
- 口紅
- イソジンなどのうがい薬

推奨される食べ物

- 水、牛乳、ヨーグルト、チーズ
- お酒（白ワイン、ビール、ウイスキー類）
- 白身魚（塩焼き程度）
- 大根、里芋
- パン（食パンなど）
- フライドポテト、ポテトチップス（塩味）
- 米、ラーメン（塩）
- パスタ（ホワイトソース系）

ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

ホワイトニングに関する検査・診断・禁忌

ホワイトニングの診査・診断と禁忌

ホワイトニングの実際の施術は歯科衛生士が行いますが、歯科医師の診査・診断をしっかり行うことが重要です。

無カタラーゼ症の方とアレルギーのある方への禁忌

- 無カタラーゼ症の方は施術ができません。
- ホワイトニング剤やラテックスにアレルギーがある方も禁忌です。

妊娠中・授乳中の方への注意事項

- 妊娠中・授乳中の方は、安全性の確立が行われていないため、施術は避けるべきです。

象牙質形成不全症・エナメル質形成不全症の方への注意事項

- 重篤なテトラサイクリンによる変色歯の場合、歯頸部に強い変色がある場合は施術ができません。
- エナメル質の薄い歯頚部に強い着色がある場合も、施術が困難です。

重篤な知覚過敏症・重度歯周病の方への禁忌

- 重篤な知覚過敏症や重度歯周病の方は施術が適していません。

ジェルの誤飲について

- オフィスコースでは歯科医師の管理下で施術が行われるため、誤飲の危険性はありません。
- ホーム・ホワイトニングではジェルの誤飲の可能性があるため、注意が必要です。

トレーのゆるみやジェルの流出について

- ホワイトニング中に使用するトレーがゆるくなった場合、薬剤が流出する可能性があります。
- ジェルの量が多すぎてトレー装着時に口腔内にあふれ出る場合は、適正な量や使用時間、装着方法を守るようにしましょう。

トレーのゆるみやジェルの流出について

ホワイトニング・ジェル（過酸化尿素）が口腔内に流れ出しても、重篤な副作用の報告はありません。過酸化尿素はアメリカで矯正治療中の歯周病の発症を抑えるために使用されていました。