昨日から急に歯が痛い方へ|今日診てもらうべき?原因とその場でできる対処

ソファで頬に手を当て歯の痛みをこらえる女性

昨日までは何ともなかった歯が、目覚めた瞬間からじんわりと痛む。そんな朝を迎えると、「もう少し様子を見てよいものか、それとも今日中に歯科へ向かうべきか」と迷ってしまう方は多いものです。

昨夜から急に生じた歯の痛みは、放っておいても自然に引くことはほとんどなく、その裏で何かが静かに動きだしている合図であることが少なくありません。このページでは、急な痛みの主な原因、ご自宅でできる一時的な手当て、そして、なぜ早めの受診が大切なのかまでを、ひとつずつご紹介します。

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その痛み、今日診てもらったほうがよいサイン

痛みの出方には、「急いだほうが良いかどうか」を見極める目安があります。次のような症状が見られるようでしたら、ためらわず一度お電話でご相談ください。

  • 体を横にすると痛みが増してくる
  • 何もしていなくても歯がじんじんとうずく
  • 噛みしめるたびに歯の奥まで痛みが響く

こうした痛みは、引くのをじっと待つより、早めに手を打つほうがずっと安心です。じっとしていても治まらない痛みは、見えないところで炎症が広がりつつある可能性があります。

急に歯が痛くなる、主な原因

冷たい水を飲んで歯がしみる女性

同じ「昨日から急に」でも、その裏に潜む原因はさまざまです。とくに見られやすい原因を、五つに分けてご紹介します。

① むし歯が神経(歯髄)の近くまで届いている

いちばん多く見られるのが、むし歯が深くまで進み、神経のすぐそばまで迫っているケースです。はじめはほとんど気になりませんが、神経(歯髄)に触れるほど進むと、ある日を境に痛みが一気に強まることがあります。

  • 脈打つようにずきんずきんとうずく
  • 日が暮れるにつれて辛さが強まる
  • 温かい飲み物で痛みがぶり返す

② 根の先のほうに膿(うみ)がたまる(根尖性歯周炎)

以前に治療を終えた歯であっても、根の先に膿(うみ)がたまって、うずきだすことがあります。噛みはじめの小さな違和感から、しだいに強い痛みへ移りやすいのが特徴です。

  • 噛むと奥のほうに重い痛みが響く
  • 歯ぐきがふくらんで腫れてくる
  • 腫れが頬のあたりまで広がる

(参照リンク:歯科保存とは|日本歯科保存学会

③ 歯周病の急な炎症

歯周病も、疲れやストレスをきっかけに歯ぐきの炎症が一気に悪化し、急な強い痛みを引き起こすこともあります。

  • 歯ぐきが腫れてむくんでくる
  • 歯がふわりと浮いたように感じる
  • 歯ぐきを指で押すとじわっとうずく

(参照リンク:歯周病の原因|日本歯周病学会

④ 歯にひび・割れがある

気づかぬうちに歯に細いひびや割れが生じ、ふとした折に痛みとして表に出てくることがあります。

  • 噛みあわせた瞬間に鋭く痛む
  • 冷たいものがしみて痛む
  • いつも決まったひとつの歯がうずく

⑤ 知覚過敏や噛み合わせの負担による痛み

むし歯が見当たらない場合でも、痛みが生じることはあります。歯ぐきがやせて根もとがのぞいたり、噛み合わせの力が一部に集中したりすると、ふとした拍子にしみたり、じんと痛んだりします。

昨日から痛むとき、控えていただきたいこと

痛みがあるあいだは、次のような行動が炎症を強め、辛さを長引かせてしまうことがあります。歯科を受診するまでは、どうかそっとお過ごしください。

  • 我慢したまま日を過ごしてしまう
  • 痛む歯をぎゅっと噛みしめる、舌や指でくり返し触れる
  • お酒や運動で血行を促す

痛みをこらえて先送りにするほど、炎症は静かに広がり、あとの治療が大がかりになりやすいといわれます。無理をなさらず、血行を促すような行動は控えめにして、ゆっくりお過ごしいただければと思います。

その場でできる一時的な応急ケア

どうしても今すぐは歯科へ向かえない——そんなときは、痛みをやわらげる工夫をしておくと、その時間をしのぎやすくなります。

  • 市販の痛み止めを飲む
  • 痛むあたりを、頬の上からひんやりと冷やす
  • 食べるときは痛まない側の歯で噛むようにする

ただし、どれもその場をしのぐための手当てにすぎず、痛みの原因そのものを取り除くわけではありません。痛みがふっと軽くなっても油断せず、早めに歯科で確かめていただくのが安心です。

できれば「今日・明日」のうちに受診を

歯科で歯の痛みを相談する女性

昨日から急に現れた痛みの多くは、すでに歯のトラブルが進んでいることを示しており、日を重ねるほど悪化しやすくなります。裏に潜むのはむし歯・炎症・ひびなどさまざまで、その原因をご自分だけで突き止めるのは簡単ではありません。ひとりで乗り切ろうとなさらず、早めに歯科へご相談いただければと思います。

早いうちに歯科で対応できると、次のような心強い面が広がります。

  • 歯の神経を守れる見込みが高まる
  • 通う回数が少なく済みやすい
  • 費用の面でも負担が軽くなりやすい

逆に、受診が遅れると、こうしたことが起こりやすくなります。

  • 神経を抜く処置が必要になることがある
  • 膿(うみ)がたまり、腫れが広がってしまう
  • 治療にかかる日数が延びやすい

(参照リンク:歯・口腔の健康|e-ヘルスネット(厚生労働省)

まとめ

昨日から長引く歯の痛みは、口がそっと送る小さなサインなのかもしれません。慌てる必要はありませんが、先送りもせず、次のことを心に留めてお過ごしください。

  • 急な痛みは、時間がたっても引きにくい
  • 原因はいくつも重なり、見極めが難しい
  • 手当てはあくまでつなぎ、早めの一歩が何より大切

痛みが続くようでしたら、痛み止めだけに頼らず、なるべく早く歯科で原因を確かめること。それがいちばん確かな一歩になります。

星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科のご案内

星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科では、「昨夜から急にうずいて困っている」「できれば今日診てほしい」というお声にできるだけ早く応えられるよう、当日の診療枠の確保に努めています。はじめに痛みのもとを丁寧に確かめたうえで、おひとりずつに合ったケアの進め方を、ご相談しながら決めていきます。名古屋三越星ヶ丘店4階、地下鉄星ヶ丘駅から徒歩1分。通勤やお出かけの途中にも立ち寄りやすい立地です。

項目内容
所在地名古屋市千種区星が丘元町14-14 名古屋三越星ヶ丘店4階
電話番号052-734-6900
診療時間月〜土 10:00〜18:45 / 第2・第4日曜 10:00〜15:30
休診日祝日(GW・年末年始の長期休診あり)

よくあるご質問(FAQ)

昨夜から痛むのですが、しばらく待てば自然に落ち着きますか。

急に現れた痛みが、待っているだけで自然に消えることは、多くありません。表面上は落ち着いて見えても、もとになっている原因は奥に残っていることがほとんどです。じっとしていても続く痛みがあるときは、早めの受診をおすすめいたします。

市販の痛み止めでしのげば、しばらく歯科に行かなくても問題ないでしょうか。

その場の痛みを抑えることはできても、原因そのものがなくなるわけではありません。あくまで歯科を受診するまでの、つなぎの手立てとお考えいただき、なるべくお早めにご受診ください。

就寝後に急に痛みが増したときは、どのように対処すればよいでしょうか。

まずは市販の痛み止めを飲み、痛むところを頬の上から冷やして夜をしのぎ、翌朝なるべく早めにお電話ください。腫れが目立つときや、痛みが激しいときは、なおのこと早めのご来院をおすすめします。

噛んだ瞬間だけ痛むのですが、早めに来院したほうがよいですか。

噛むたびに奥へ響く痛みの裏には、歯の根の先端の炎症やひび割れが隠れていることがあります。自然には治まりにくいことが多いため、繰り返すようでしたら一度ご来院ください。

数日前は痛かったのに、今は痛みを感じません。このままにしても大丈夫でしょうか。

痛みが引いたとしても、大元の原因が解決したとは言い切れません。神経の炎症はかえって進み、痛みそのものを感じ取りにくくなっていることもあります。痛みが治まっても、念のため一度、歯科で原因を確かめておくと安心です。

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