インプラントのデメリットとは?治療前に知っておきたい7つの注意点

パノラマ歯科X線写真(パノラマレントゲン)を持つ手と、人差し指で下顎のインプラント周辺の特定箇所を指し示している様子。

歯を失った際の治療法として、多くの方に選ばれているインプラント治療。

しっかり噛めることや、見た目が自然なこと、周りの歯を削らなくてよいことなど多くのメリットがある一方で、治療を検討する際はデメリットも理解しておくことが大切です。

インターネットで「インプラント デメリット」と検索している方の多くは、以下のような疑問や不安を抱いているのではないでしょうか。

  • 本当に自分に合っているのか知りたい
  • 後悔したくない
  • 費用に見合う価値があるのか知りたい

この記事では、インプラント治療のデメリットを客観的に解説します。

後悔しない選択をするための参考として、近くの歯科医院を選ぶ際にお役立てください。

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まず知っておきたいインプラントのメリット

デメリットを理解する前に、なぜ多くの方がインプラントを選ぶのか、理由を確認しておきましょう。

インプラントには次のようなメリットがあります。

  • 自分の歯に近い感覚で噛める
  • 見た目が自然である
  • 入れ歯のような違和感が少ない
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 顎の骨が痩せるのを抑えられる

こうしたメリットがあるからこそ、多くの方がインプラントを選択しています。

しかし、メリットだけで判断せず、デメリットも理解することが重要です。

インプラントの7つのデメリット

インプラントの注意点が書かれた冊子を手に、真剣な表情でデメリットを考える日本人女性の様子

① 保険適用外のため費用が高い

インプラントは原則として保険の効かない自費診療です。一般的には1本あたり40万円〜60万円程度かかり、治療内容によってはさらに費用が必要なケースもあります。

そのため、「思ったより高額だった」と感じる方も少なくありません。

ただし、ブリッジや入れ歯の作り直しを繰り返す場合と比較すると、長期的には負担が抑えられるケースもあります。

【費用の負担を軽減する方法】
一括での支払いが難しい場合、多くの歯科医院では分割払いが可能な「デンタルローン」を扱っています。月々の負担を抑えながら治療を進める方法を選択肢に加えるのも良いでしょう。

② 外科手術が必要

インプラントは顎の骨に人工歯根(あごの骨に埋め込む人工の歯の根っこ)を入れる治療のため、外科手術が必要です。

「手術が怖い」「痛みが心配」という方もいらっしゃいますが、基本的には局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。

術後に腫れや違和感が出ることはあっても、多くは数日から1週間程度で落ち着きます。

※痛みの感じ方や術後の経過には個人差があります。

③ 治療期間が長い

インプラント治療は短期間で終わる治療ではありません。

インプラントと骨がしっかりと結合するまで待つ期間が必要です。

一般的には、以下の期間が目安となります。

  • 約3〜6か月
  • 骨造成(骨を増やす治療)が必要な場合はさらに長期間

④ 定期的なメンテナンスが必要

インプラントは入れたら終わりではありません。長く快適に使用するためには定期的なメンテナンスが必要です。

特に注意したいのが「インプラント周囲炎」です。

これはインプラント版の歯周病とも言われる病気で、進行するとインプラントが抜け落ちる恐れもあります。

定期検診やクリーニングを受けることでリスクを大きく減らすことができます。

※インプラント周囲炎とは
インプラントの周囲に溜まった汚れに細菌が繁殖し、周りの骨が溶けてしまう病気です。

⑤ 喫煙者は成功率が低下する

喫煙はインプラント治療の大きなリスク要因です。

タバコに含まれる成分は血流を悪くし、以下のような悪影響を及ぼすことが知られています。

  • 傷口の治りを遅らせる
  • 骨との結合を妨げる
  • インプラント周囲炎のリスクを高める

そのため、インプラント治療を検討する際には禁煙をおすすめしています。

(参照リンク:公益社団法人日本口腔インプラント学会「よくあるご質問」

⑥ 全身疾患によっては注意が必要

糖尿病や骨粗しょう症などの病気がある場合、インプラント治療に影響することがあります。

ただし、「糖尿病だからできない」「高血圧だから無理」というわけではありません。

現在服用している薬や全身状態を確認した上で、安全に治療できるケースも多くあります。

まずは歯科医師へご相談ください。

⑦ 骨が不足している場合は骨造成が必要

歯を失ってから長期間経過している場合、顎の骨が痩せているケースが見られます。

骨が足りない状態のときは、人工骨などを利用して骨を補い再生させる「骨造成(こつぞうせい)」という治療を行うのが一般的です。

追加処置を行うことで、治療期間や費用が増える可能性があります。

サイナスリフト

上顎(うわあご)の奥歯の骨が著しく薄い場合に骨を増やす手術です。

骨の厚みが数ミリしか残っていないような難しい状態でも、安全にインプラントを埋め込むための土台を作ることができます。

ソケットリフト

骨の厚みが少し足りない場合に、インプラントを埋め込むための穴の奥から骨のもととなる材料を入れて厚みを増やす手法です。

サイナスリフトに比べて傷口を小さく抑えられるため、術後の腫れや痛みを軽減できる利点があります。

それでもインプラントが選ばれる理由

手鏡を覗き込み、自然な笑顔で自信を持つ日本人女性の様子

ここまでデメリットをご紹介しましたが、それでもインプラントを選ぶ患者様が多いのには理由があります。

特に多いのが、しっかり噛めるようになったという声です。

入れ歯では噛みにくかった食事を楽しめるようになったり、人前で笑うことに自信が持てるようになったりする方も少なくありません。

また、ブリッジのように健康な歯を削る必要がないことも大きなメリットです。

インプラント治療の適応チェック

ご自身の状態に合わせて、以下の項目を参考にしてください。

インプラントが向いている人

  • しっかり噛みたい方
  • 入れ歯に抵抗がある方
  • 見た目を重視したい方
  • 健康な歯をできるだけ残したい方
  • 長期的な口腔環境を考えたい方

インプラントが向いていない人

  • 定期メンテナンスに通えない方
  • 喫煙習慣がある方
  • 治療期間をかけたくない方
  • 全身状態のコントロールができていない方

※最終的な適応の判断はお口の状態によって異なります。必ず歯科医師による診察・診断を受けてください。

よくある質問(Q&A)

インプラント治療の手術中に痛みはありますか?

基本的には局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。術後の腫れや違和感も、多くは数日から1週間程度で落ち着きます。

ただし、経過には個人差があるため、不安な場合は事前に担当医へ相談することをお勧めします。

費用はどのくらいかかりますか?保険は適用されますか?

原則として保険の効かない自費診療です。費用の目安は1本あたり約40万円〜60万円程度ですが、お口の状態や治療内容で変動します。

一括払いが難しい場合は、月々の負担を抑えられる分割払い(デンタルローン)を利用できる歯科医院もあります。

治療が終わった後の定期検診(メンテナンス)は必要ですか?

長く快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。お手入れを怠るとインプラント周囲炎が進行し、インプラントが抜け落ちる恐れがあります。

お口の健康を維持するために、数ヶ月に一度は歯科医院でクリーニングを受けましょう。

まとめ

インプラントには、費用がかかる、手術が必要、治療期間が長い、メンテナンスが必要といったデメリットがあります。

しかしその一方で、自然な見た目、高い咀嚼力、周囲の歯への負担軽減など、多くのメリットもあります。

大切なのはメリットだけを見るのではなく、デメリットも十分理解した上で治療を選択することです。

納得のいく選択のために、まずはご相談ください

星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科では、患者様が安心して治療を検討できるような体制を整えています。

ご自身にとってインプラントが合う治療法なのか知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください。

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