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「食事のたびに歯が揺れて不快感がある」
「歯ぐきから膿(うみ)が出て、口臭が気になる」
といったお悩みはありませんか。
「もう手遅れなのでは」と不安になり、インターネットで調べる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、歯周病がかなり進行していても、すべてが手遅れというわけではありません。
ただ、痛みを我慢して放置し続けると、結果として歯を失う可能性が高くなります。
また、歯を失った後の治療方法まで限られてしまう点にも注意が必要です。
本記事では、歯周病が重症化した際に見られる症状や、大切な歯を残すために押さえておきたい治療法について分かりやすく解説します。

歯周病が深刻なレベルに達すると、歯を支えている骨(歯槽骨)が大きく溶けてしまいます。
骨が溶けて支えを失った結果、お口の健康を損なうトラブルが相次いで発生するようになります。
骨が大きく溶けた状態まで進行すると、場合によっては抜歯を検討しなければならないケースも少なくありません。
歯周病がかなり進行した重度歯周病では、歯や歯ぐきにさまざまな異変が現れます。
ここでは、代表的な4つの症状について解説します。
歯根を支える骨の量が低下することで、支えを失った歯が大きく揺らぎます。
食事の際に奇妙な感覚を抱いたり、前歯を使って噛みちぎることが難しくなったりする傾向があります。
歯と歯ぐきの間の隙間(歯周ポケット)に細菌が増殖すると、強い炎症が起きて黄白色の膿がにじみ出ます。
膿が混ざることで、口内の粘つきや不快な臭いが強まることも少なくありません。
骨が溶けて低くなるのに合わせ、骨を覆っている歯ぐきも引きずられるように下がります。
歯の根元が広く露出するため、鏡で見たときに「以前より歯が伸びた」ように感じられやすいです。
グラグラ動く歯が本来の位置からずれてしまい、お口全体の噛み合わせのバランスが損なわれます。
特定の歯ばかりに強い力が加わることで、痛みが悪化したり、さらに食べ物を咀嚼しにくくなったりする悪循環を招きかねません。
この病気の真の恐ろしさは、歯が抜けることだけに留まりません。
実は、歯を失った後に受ける治療の選択肢まで狭めてしまう点が、歯周病の本当に恐ろしい部分です。
調査によると、日本人が永久歯を失う主原因の第1位は「歯周病(37.1%)」であることが明らかになっています。
(参照リンク:8020推進財団「第2回 永久歯の抜歯原因調査 報告書」)
歯を失った場合の主な治療法(インプラント、入れ歯、ブリッジ)において、それぞれどのような影響が出るかをまとめました。
抜歯が必要となる頃には、歯を固定していた顎の骨が広範囲にわたり溶けて失われている割合が高いです。
そのため、人工の歯根を埋め込む治療を望んでも、ボルトを支えるための骨の厚みや幅が足りない事態が起こります。
結果として、人工的に骨を補填する手術(骨造成など)が必要になったり、最悪の場合は治療そのものを諦めざるを得なくなったりする可能性もあります。
骨や歯ぐきが大きく痩せて細くなってしまうと、入れ歯を支えるための土台が少なくなります。
お口の土台が変形することによって、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。
しっかりと吸着して使い心地の良い入れ歯を製作するためには、土台となる骨や歯ぐきが健康に維持されている必要があります。
ブリッジは、失った場所の両隣にある歯を削り、連結した人工歯を被せる手法です。
しかし、周辺の歯までぐらついている状態では、土台となる歯に大きな負担がかかり、その寿命を縮めてしまいます。
さらに、痩せて下がった歯ぐきと人工歯の間に大きな隙間が生じることで、食べ物が詰まりやすくなったり、お口のお手入れ(清掃性)が極めて困難になったりする不都合が生じます。
このように、歯周病治療の目的は、単にお口の中にある痛みや腫れといった症状を一時的に和らげることだけではありません。
将来的に万が一、歯を失うことになったとしても、ご自身の希望に沿った治療法(インプラント、入れ歯、ブリッジ)を選べるようにするためにも、一刻も早く病気の進行を食い止めることが重要となります。

「もう治療しても意味がない」とご自身で判断し、受診を諦めてしまう必要はありません。
お口の状況に即した適切なアプローチを選択することで、骨が溶けてしまった状態からでも歯を守れる可能性があります。
たとえ残念ながら抜歯という選択にならざるを得ない場合でも、その後の適切なケアによって、残る周囲の健康な歯に影響が及ぶのを阻止し、ドミノ倒しのような歯の喪失を食い止めることが目指せます。
一人で悩まずに、まずは専門的な検査や診断を受けてみましょう。
歯周病の原因は、お口の中の細菌(プラーク)だけではありません。
日々の暮らしのあり方や、体質といった背景が複雑に絡み合っています。
(参照リンク:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病とは」)
そのため、歯科医院で行う専門的な治療に加えて、ご自宅での正しいブラッシングや、生活習慣そのものを見直すことが重要になります。
「歯の大きな揺れ」「歯ぐきからの膿」「歯ぐきが下がって歯が長く見える」などが代表的なサインです。
このような症状が見られる場合、歯を支える顎の骨が大きく溶けている可能性が考えられます。
手遅れになって歯を失う前に、早めに歯科医院を受診してください。
お口の状態によって異なりますが、一般的な治療期間の目安は約2ヶ月〜6ヶ月です。
治療が終わった後もお口の健康な状態を維持するために、毎日の丁寧な歯磨きや、歯科医院での定期的なメンテナンスを継続することが極めて重要になります。
歯周病の重症化に伴い、歯のぐらつき、持続的な膿の発生、歯ぐきの低下といった辛い症状が現れるようになります。
放置によって歯を失うと、その後に希望するインプラントやブリッジ、入れ歯といった再建治療の選択肢までもが著しく制限される事態を招きかねません。
取り返しのつかない段階に至る前に、少しでも早く適切なアプローチを開始することが、お口の将来を左右します。
星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科では、患者様の不安に耳を傾けながら治療を行っております。
「抜歯されるのが怖くて相談できない」とお悩みの方も、まずは一度お気軽にご相談ください。