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歯石取り自体に強い痛みはなく、痛むかどうかは歯ぐきに炎症があるかどうかで決まります。4mm以上の歯周ポケットを持つ人は15歳以上の47.8%にのぼり(令和6年歯科疾患実態調査)、痛みが出やすい状態は珍しいものではありません。痛みが出やすい歯ぐきの目印、抑えて受ける方法、処置後の過ごし方までまとめました。

歯石取りは歯を削る処置ではありません。痛みが出るのは、器具の先が炎症を起こした歯ぐきに触れたときです。痛みが強いときは麻酔を使う方法があり、遠慮なく歯科医師に相談してよいと日本歯周病学会の歯周病Q&Aも明記しています。痛かった記憶があっても、我慢を前提に予約する必要はありません。
歯石は、歯垢(プラーク)の中の細菌が唾液のカルシウムやリン酸と結合して硬くなったものです(厚生労働省 e-ヘルスネット 歯周病とは)。固まると歯ブラシでは落とせず、「歯石は自分で取ることができないので定期的に歯科医院を受診して歯石を取ってもらうことが必要」とされています(同 歯周病の予防と治療)。歯石をはがし取る処置がスケーリングです。
星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は、取ったあとに再びつきにくい状態をつくることを歯周基本治療の目的と考えています。先延ばしにするより、たまりきる前に受けるほうが1回あたりの負担は軽く済みます。

痛みが出やすいのは、歯ぐきに炎症が残っている人と、歯石が歯ぐきの中まで入っている人です。自分で確かめられるのは出血・腫れ・歯ぐきが下がっていることの3つで、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さは検査でなければ分かりません。
歯みがきのときに血がにじむのは、歯ぐきに炎症が起きているサインです。歯肉出血がある人は10歳以上の総数で42.9%にのぼり(令和6年歯科疾患実態調査 表18)、手入れが悪い人だけに起きているわけではありません。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は出血を磨き方の失敗ではなく炎症のサインとして受け止めているため、血が出る時期こそ相談していただきたい状態です。
歯ぐきが下がって歯の根が出ている部分も痛みを感じやすい場所です。歯の根は冷たいものの刺激が伝わりやすい状態にあります(日本歯周病学会 歯周病Q&A)。鏡で歯が長く見える場所があれば、当日に伝えておくと進め方を調整できます。
歯ぐきの中に入り込んだ歯石を取るときは、器具が歯ぐきの内側に触れるため痛みが出やすくなります。4mm以上の歯周ポケットを持つ人は15歳以上の総数で47.8%、25〜29歳で24.4%、45〜49歳で41.4%でした(令和6年歯科疾患実態調査 表19)。
| 年齢階級 | 4mm以上の歯周ポケットを持つ人 |
|---|---|
| 15〜19歳 | 21.2% |
| 25〜29歳 | 24.4% |
| 45〜49歳 | 41.4% |
| 55〜59歳 | 54.0% |
| 総数(15歳以上) | 47.8% |
出典: 令和6年歯科疾患実態調査 表19
ポケットの深さは鏡では見えません。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は歯周ポケット検査・レントゲン検査・歯の動揺検査で進行度を確認してから計画を立てるため、深さの確認は初回の検査に任せてください。
要点: 痛みが出やすい状態は、鏡で見て分かるサイン(出血・腫れ・歯ぐきが下がる)と、検査でしか分からない歯周ポケットの深さの2つに分かれます。

歯石取りの痛みは、受診前の数日の歯みがきと当日のひと言で抑えやすくなります。痛みが強ければ麻酔を使う方法があり、保険の歯石取りでは麻酔代が処置料に含まれます。痛みを減らす手立ては、患者側から言い出してよいものばかりです。
厚生労働省は、正しく磨けば出血しやすい歯ぐきが引き締まり、「そうすると歯ぐきの中の歯石が見えやすくなり、歯石除去が効果的に行えるようになります」と説明しています(e-ヘルスネット 歯周治療の流れ)。
星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は初回で無理に全部取りきるより、まず歯みがきで炎症を落ち着かせる順番を大切にしています。予約日までの数日、歯と歯ぐきの境目に毛先を当てて磨いておいてください。
歯石取りの麻酔には、歯ぐきの表面に塗る麻酔(表面麻酔)と、歯ぐきに注射する麻酔(浸潤麻酔)があります。学会も「痛みが強いようであれば、麻酔(スプレー式麻酔、注射式麻酔など)を用いる方法もありますので、遠慮なく歯科医師に相談して下さい」と示しています(日本歯周病学会 歯周病Q&A)。
費用の扱いも決まっています。保険の歯周基本治療では「麻酔及び特定薬剤の費用は、所定点数に含まれる」と定められており(令和8年度 歯科診療報酬点数表 I011 注4)、麻酔を頼んでも歯石取りの点数は変わりません。スケーリングは3分の1顎につき72点、1点の単価は10円なので(診療報酬の算定方法)、720円、3割負担なら約216円です。ただしこれは処置料の部分だけで、会計には歯科初診料272点や歯周病検査(50〜200点)などが加わります。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科が麻酔の扱いを先にお伝えしているのは、上乗せを心配して相談をためらう必要がないためです。
範囲を分けることは制度の側でも前提です。スケーリングは3分の1顎につき72点で算定し、これを超えた場合は増すごとに38点を加算します(令和8年度 歯科診療報酬点数表 I011 注1)。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は痛みが出やすい部位ほど回数を分けるため、当日つらくなったら「今日はここまで」と伝えていただいて構いません。
| 歯ぐきの状態 | 自分で確かめる目印 | 当日に伝える言葉 | 医院側で取れる対応 |
|---|---|---|---|
| 腫れて出血しやすい | 磨くたびに血がにじむ | 「血が出やすいです」 | 先に歯みがきで炎症を抑える |
| 歯ぐきが下がっている | 歯が以前より長く見える | 「しみる歯があります」 | 知覚過敏の薬を塗る処置 |
| 歯ぐきの中に歯石がある | 自分では分からない | 「前回は痛かったです」 | 麻酔を使う(費用は処置料に込み) |
| 広い範囲がつらい | 途中で手を上げたくなる | 「今日はここまで」 | 3分の1顎ずつ分けて進める |
出典: 日本歯周病学会 歯周病Q&A、令和8年度 歯科診療報酬点数表 I011
要点: 痛みを減らす手立ては「受診前の歯みがき」「麻酔の相談」「範囲を分けること」の3つで、いずれも患者側から言い出して構いません。

歯石を取った後にしみるのは、歯石で覆われていた歯の根が出てくるためで、多くは一時的な変化です。次に受けるまでの間隔も「3か月に1回」と一律に決まっているわけではなく、歯ぐきの状態と歯石のつきやすさで変わります。
歯石を取ると、覆われていた歯根が露出したり、腫れが引いて隠れていた歯の根が出てきたりします。歯の根は表面のかたい層(エナメル質)が薄く、内側の層(象牙質)に刺激が届きやすい部分です。学会は「通常は、一時的な症状ですので正しいブラッシングを継続していれば徐々に改善してきます(数ヶ月かかる場合もあります)」とし、症状が強い場合は知覚過敏の薬を塗る処置を行う場合があるとしています(日本歯周病学会 歯周病Q&A)。
星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科はこれを取りすぎたサインではなく、炎症が引いた結果として説明しています。しみるからと歯みがきを弱めず、当たり方を変えて続けてください。
治療後に定期的な確認と清掃を受けることをメインテナンスと呼びます。厚生労働省は「治療前の状態が悪かった場合や歯みがきがあまりできない場合は、1〜3ヵ月ごと」、「軽度の歯周炎だったり歯みがきが上手な方は、半年に一度のペースでも大丈夫な場合があります」としています(e-ヘルスネット メインテナンス)。同ページでは、治療後にメインテナンスを受けた人は5年あたり0.5本、受けなかった人は1.1本の歯を失った研究も紹介されています(対象や時期の異なる研究のため単純な比較はできません)。
星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は担当制で歯石のつきやすさを継続して確認して間隔を決めるため、自己判断で空けるより痛みの再発を避けやすくなります。
痛みを抑えて歯石取りを受けられるかは、処置前に痛みの合図を決めてくれるか、同じ担当者が状態を見続けてくれるかで決まります。「痛かったら言ってください」という声かけだけでは、始まってから伝えるタイミングをつかめません。
多くの歯科衛生士が在籍する担当制で、処置中は何をしているかをお伝えしながら進めます(歯周病治療のご案内)。専門医が連携する総合歯科のため、進行して専門的な治療が必要になっても転院は不要です。静脈内鎮静法を用いる無痛外来は親知らずの抜歯など長時間の治療が対象で、歯石取りは局所麻酔と進め方の工夫で対応しています。
前に歯石取りで痛い思いをして予約をためらっている方、歯みがきのたびに血が出る方に向いた進め方です。痛みの感じ方も歯ぐきの状態も人によって違うため、個別の症状は歯科医師にご相談ください。強い痛みや腫れが今ある場合は、歯石取りを待つより先に受診してください。
歯ぐきに炎症があると、器具が触れた部分から出血します。歯肉出血がある人は10歳以上の総数で42.9%と報告されており(令和6年歯科疾患実態調査 表18)、処置中の出血そのものは珍しいことではありません。
痛みの主な理由は、器具の先が炎症を起こした歯ぐきに触れることです(日本歯周病学会 歯周病Q&A)。同じ処置でも歯ぐきの状態で感じ方が変わります。麻酔や範囲を分ける調整で負担を減らせるため、痛みが出たときは遠慮なく伝えてください。
歯石は「歯科医師または歯科衛生士でなければとれないほど歯(主に歯根の表面)に強固に付着」しており(日本歯周病学会 歯周病Q&A)、厚生労働省も自分で取ることはできないとしています(e-ヘルスネット 歯周病の予防と治療)。市販の器具は歯や歯ぐきを傷つけます。
受けられます。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は歯科衛生士の担当制で、処置中は何をしているかをお伝えしながら進め、歯周ポケット検査・レントゲン検査・歯の動揺検査で状態を確認してから計画を立てます。ご予約はWEBから24時間受け付けています。
歯石取りが痛むかどうかは歯ぐきの炎症の有無で決まり、痛みは受診前の歯みがきと当日の相談で抑えられます。歯ぐきの中の歯石の深さは自分では確認できないため、目印で見当をつけるところまでが自己判断の範囲です。予約日までの数日は歯と歯ぐきの境目を意識して磨き、当日は痛みが出たときの合図を先に決めておいてください。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科は検査で進行度を確かめてから計画を立てるため、前回の痛みが忘れられない方や血が出る方も、状態に合わせた進め方を相談できます。痛みを我慢する時間ではなく歯ぐきの調子を確かめる時間として通えるようになれば、次の予約を取るときの気持ちも軽くなります。