失敗しない歯医者の選び方|もう一つの判断基準

歯医者の選び方について解説する藤本理事長

看板会議 〈医療法人LSC 理事長・藤本靖貴 × 事務長・木山亮太〉

「良い治療をしていれば、患者さんは来る」——本当にそうでしょうか。

「良い歯医者に出会いたいけれど、何を見て選べばいいか分からない」——多くの方が一度は感じたことのある悩みではないでしょうか。ネットで「歯医者 選び方」と検索すると、たしかに大事なチェックリストがたくさん出てきます。それらはどれも正しい判断材料です。しかし、実際に医院の外からその中身を確かめるのは簡単ではありません。

この記事では、一般的なチェックリストと合わせて確認したい、もう一つの判断軸をご紹介します。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科を運営する医療法人LSCの理事長・藤本靖貴が、社内の「看板会議」で語った内容を、聞き手の木山亮太(事務長)との対談形式でお届けします。

まず結論(早わかり表)

視点チェックすること
①治療の基本・担当制か
・初診で説明や検査の時間を十分に取っているか
・治療の選び方を複数提示してくれるか
・通いやすい診療時間か
・専門医と連携できる体制
・適切な患者数で運営しているか
②発信する努力普段の取り組みを、外部に見せているか
③誇大表現がないか効果を断定する言い切りや、体験談の強調がないか
④実際に確かめる方法電話や公式サイトでの質問のしやすさ、その場で即決を迫られないか

〈聞き手=木山亮太(医療法人LSC 事務長)〉

読みたい箇所を読みにいく

担当制・初診の説明時間・通いやすさはまず確認する

歯医者選びで確認したい治療の基本、情報発信、広告表現、確かめ方の4項目
歯医者を選ぶときは、治療の基本だけでなく、日々の発信や広告表現も合わせて確認します。
藤本理事長

歯医者さんって、当然みんな良い治療をしようとしているじゃないですか。

木山

そうですね。

藤本理事長

「丁寧に治療します」「患者さんに寄り添います」「しっかり説明します」。それ自体は全部大事なことなんですよ。でも患者さんからすると、どこの歯医者もそう言っている

木山

ホームページでもそうですよね。

藤本理事長

そう。僕らからしたら、「うちはここが違う」というものがあったとしても、一般の人が見た時に本当に違いが分かるかというと、そう簡単ではない

では、何を見て選べばよいのでしょうか。多くの歯科医院の選び方ガイドが共通して挙げているポイントは、次のとおりです。

  • 麻酔の丁寧さ
  • 滅菌・衛生管理
  • 担当制かどうか
  • 初診で、検査と説明の時間を十分に取ってくれるか
  • 治療方針の選択肢を示してくれるか
  • 通院しやすい診療時間か
  • 必要なときに専門医と連携できる体制があるか
  • 1人あたりの診療時間を確保できる患者数で運営しているか

どれも、真剣に診療にあたっている医院であれば、当然クリアしておきたい水準です。

ただし、これらは医院の公式サイトやパンフレットを見ても、本当のところは分かりにくい項目でもあります。

星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科では、初診時に問診・口腔内検査を行ったうえで、その場で治療方針や通院回数の目安まで説明する流れを取っています。土曜診療にも対応しており、親知らずなど専門的な対応が必要な場合は口腔外科への紹介体制も整えています。ただし「初診で丁寧に説明します」「通いやすい診療時間です」「専門医と連携しています」という言葉自体は、他院との違いとして伝わりにくいのが実情です。

「発信する努力」をしているかも見る

この記事でもう一つ加えたいのが、次の視点です。

木山

歯科医院って、どこに一番力を入れがちですか?

藤本理事長

圧倒的にプロダクト、つまり治療の中身ですよね。歯医者さんって、すごく勉強してるんですよ。休みの日にセミナーに行って、症例を見て、技術を磨いて。もっと良い治療をしようとしている

木山

うちの先生たちもそうですね。

藤本理事長

そう。それ自体は絶対に必要です。歯科医院なんだから、良い歯科医療を提供することが一番大事なのは当然です。でも、「良い治療をしていることを、患者さんはどうやって知るの?」っていう話なんですよ。

木山

ちょっと厳しい言い方ですけど、患者さんからしたら、知らなければ比較できないですもんね。

藤本理事長

そうなんです。どれだけ院内で、「この治療はすごく良い」「この先生はすごく勉強している」「こんな取り組みをしている」と思っていても、患者さんが知らなければ選択肢に入らない

木山

ホームページにも書いてない。SNSにも出てない。Googleにも出てこない。だったら患者さんからしたら分からない。

藤本理事長

そう。良いものを作るのがプロダクト。その良いものを、必要としている人に知ってもらうのがマーケティング。僕はそういう整理だと思っています。

つまり、良い治療をしていることと、それが患者に伝わっていることは、まったく別の問題だということです。この視点に立つと、医院選びで見るべきポイントが一つ増えます。それは、その医院が「今、何を考えて、何を改善して、何に挑戦しているのか」を、外に向けて発信しているかどうかです。

木山

この話を聞いた時、僕ら事務局側としては結構刺さりました。医院の中ではいろんなことが起きているのに、それをほとんど発信できていなかった。

藤本理事長

そうなんですよ。例えば、先生が新しい技術を学んでいる。外部の先生に直接指導を受けている。症例検討会を始めた。初診カウンセリングを改善した。日々いろんなことをやっているんです。

木山

でも外から見ると何も分からない。

藤本理事長

そう。僕は、「ネタがないんじゃなくて、ネタを見つけてないだけ」だと思うんですよ。

逆にいえば、公式サイトやSNSで「今、こういうことに取り組んでいます」という発信を続けている医院は、それだけ患者に情報を届けようとする姿勢を持っている、と見ることができます。

木山

あと、藤本先生が言っていて面白かったのが、「今まで何にもやってなかったのはチャンス」という話です。

藤本理事長

そうですね。もちろん本当に何もしていなかったわけではない。治療も、教育も、医院づくりもずっとやってきた。

木山

でもマーケティングとしては、それをほとんど表に出してこなかった。

藤本理事長

そう。だったら、これからマーケティングチームが動き始めて、どう変わっていくのか。それ自体を見せても面白いじゃないですか。

看板20カ所も、発信する努力の一つ

藤本理事長

僕らって、別に何者でもないじゃないですか。「リーフ歯科で新しいこと始めました!」と言ったからって、名古屋中から人が押し寄せるわけじゃない。

木山

まあ、来ないですね(笑)。

藤本理事長

そうでしょ。だったら最初から、「どうやったら人を集められるか?」だけを考えるのではなく、「もう人が集まっている場所はどこなんだ?」と考えた方がいいんじゃないか。

木山

そこで星ヶ丘だった。

藤本理事長

そうですね。星ヶ丘って、名古屋の中でも人が集まる場所の一つじゃないですか。三越がある。星ヶ丘テラスがある。地下鉄がある。学校もある。もちろん観光地というわけではないけど、人が集まってくる街ではある。

以上は、先ほどとは別の日の会議での会話です。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科では、この考え方を看板という形でも実践しようとしています。星ヶ丘エリアの約20カ所に看板を出す取り組みを進めています。

看板の目的は、見た瞬間に予約してもらうことではなく、まず「星ヶ丘三越にリーフ歯科という歯医者がある」と知ってもらうこと。看板20カ所の取り組みも、完成された成功事例としてではなく、試行錯誤の過程として発信していく方針です。

誇大な言葉を使っていないかを見る

歯科医院の広告表現を確認する3つの視点
効果を断定する言い切り、痛みを完全に否定する表現、体験談の強調がないかを確認します。
木山

歯科医院は医療機関です。普通のお店と同じ感覚では広告を作れない。実際、デザイン案を作るたびに、「これって医療広告的に大丈夫?」という話になりましたよね。

藤本理事長

なったね。

木山

「このコピーなら目立つんじゃない?」「いや、これはダメかもしれない」「じゃあ、こう変えたら?」「それも確認が必要だね」って。

木山

もちろん医療広告ガイドラインを遵守するのは大前提です。そこを無視して目立とう、という話では全くない。ただ、「ルールを守りながら、他との違いを伝えるのってこんなに難しいんだ」ということを実感しました。

藤本理事長

そうだね。

木山

結果として安全な表現を選んでいく。すると——。

藤本理事長

どこかで見たような看板になってくる。

発信に力を入れることと、誇大な表現で患者を集めることは、まったく別の話です。歯科医院は医療機関である以上、医療広告ガイドラインという明確なルールのもとで情報発信を行う必要があります。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科では、看板デザインを検討する過程で、このルールと繰り返し向き合ってきました。

医院を選ぶときは、効果や結果を保証するような言い切りの表現、痛みを完全に否定するような言い方、体験談を強調しすぎる表現を使っていないかを確認してみてください。

厚生労働省は、医療機関のウェブサイトなどで虚偽や誇大な表示を見つけたときに情報を寄せられる窓口を設けています(参考:厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」)。

星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科の診療方針が気になった方へ

\ WEBから24時間いつでも予約できます /

実際に医院を確かめる3つの方法

ここまでの視点を踏まえて、気になる医院が見つかったら、実際に確かめる方法も持っておくと安心です。

1つ目は、公式サイトやSNSでの発信内容を実際に見てみることです。治療内容の紹介だけでなく、院内の取り組みや考え方が発信されているかを確認します。

2つ目は、電話や問い合わせフォームで、初診の費用の目安をあらかじめ聞いてみることです。星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科の場合、保険診療の初診費用は3,000円前後と公式サイトで案内しています。こうした情報を事前に確認できるかどうかも、一つの目安になります。

3つ目は、その場で強い即決を求められないかを見ることです。抜歯や抜髄(歯の神経を取る処置)をその場で決めるよう迫られた場合は、一度時間をおいて考える、あるいは他の歯科医師の意見も聞いてみることをおすすめします。

厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」では、全国の歯科診療所を診療科目や場所などの条件で検索し、医院ごとの詳細情報を比べられます(参考:厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)」)。

まとめ

  • 担当制や初診の説明時間、通院のしやすさなど基本項目はまず押さえておきたい
  • それだけでなく、新しい技術や取り組みを、隠さず外に発信している医院かどうかも見る
  • 言い切りが強すぎる表現や誇張がないか、医療広告のルールを守っているかも判断材料にする
  • 気になる医院があれば、日々の発信ぶりを確認したうえで、電話や初診で直接質問してみる

「治療の質が高い医院」と「それを分かりやすく伝えている医院」は、必ずしもイコールではありません。今回の4つの視点は、どれか一つではなく組み合わせて確認することで、より確かな判断材料になります。

星ヶ丘リーフ歯科・矯正歯科への相談を検討している方へ

簡単4ステップ – 申込方法を確認する
STEP
予約サイトにアクセス

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STEP
初診予約を申し込み

予約サイトにアクセスしましたら、「初診予約」ボタンを押してください。

その後、「成人(18歳以上)」のメニューをご選択ください。

STEP
日程調整

ご自身のご予定に合わせ、日にちと時間帯をご指定ください。

STEP
患者情報を入力し、内容を送信

下記4つの情報を入力し、送信してください。

  • お名前
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • 電話番号

※「要望・質問」欄に一言ご用件を添えていただけますと、スムーズにご案内できます。

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※ご相談だけでも大歓迎です
お急ぎの方はお電話でも承ります。
052-734-6900

よくあるご質問

失敗しない歯医者の選び方は?

担当制の有無や、初診での説明・検査の時間、通いやすさといった基本のチェックリストに加えて、医院が症例検討や研鑽の様子を発信しているか、誇大な表現を使っていないかも合わせて確認することをおすすめします。

やめた方がいい歯医者の特徴は?

説明が不十分なまま治療を始めようとする、口コミサイトの評価だけが極端に良い、治療の判断をその場で急がせてくる——といった特徴が見られる場合は注意が必要です。

医療広告ガイドラインを守っている医院かどうかは、どこで確認できる?

医院の看板やチラシ、SNSの投稿内容を見てみてください。個人の感想を過度に前面に出すような表現がなく、抑制的な言葉づかいになっている医院は、ルールを意識して情報発信をしている可能性が高いといえます。

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